5月 10日 に文在寅(ムン・ジェイン)氏が大韓民国の 19代大統領に選出されました。
世論調査の専門機関である韓国ギャロップの 6月2日付の発表によると、大統領就任後、第四週目の支持率が84%を越えています。
最近は、前大統領の弾劾過程で混乱した社会雰囲気もかなり安定しており、経済全般の不確実性が解消されつつあることから冷え切った消費心理も徐々に回復しているように思います。株価も連日上昇して最高値を更新しています。
大統領就任後、多方面にわたる改革的な歩みは国民から圧倒的な支持を受けていますが、財閥、マスコミなど既存既得権勢力の反発は強まるのではないかと言われています。
タイムズ紙から “交渉家”で評価を受けた文大統領は、韓国が直面している外交問題も適正な対応がなされるのではないかと期待されていますが、去る政権で悪くなった周辺国との関係回復は容易ではないようです。